コピー本制作

 コピー本製作方法についてのまとめ。
まだ細かい問題点等あって、手順が確立していないので、気づいたことがあったら、随時更新します。多分。

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製作にあたって用意したもの

 ・用紙

 インクジェット用紙で、両面印刷可能(裏写りしない)、かつ製本に耐えうる厚さの紙は、案外ないようです。今まで発見した中では、画像のコクヨエレコム、画像にはないけれど、サンワイーサプライの4社ぐらい。

 どれも一長一短あって、
 厚さは、エレコム < コクヨ < サンワ= イーサプライ
 青みは、エレコム < サンワ <イーサプライ < コクヨ
 価格は、イーサプライ < コクヨ < サンワ < エレコム
 サンワ・イーサプライは、スペックの割りに厚めです。
 
 プリンタ設定でインク使用量を調節して、裏写りしないようにできて、値段も妥協できれば、青みもなく薄く仕上げられるエレコムがベスト。
 画質・コスト重視なら、値段も安く厚めで裏写りしないイーサプライ。

 表紙用の紙については、厚めであれば、多分あとは好みで大丈夫です。目安は0.20mm以上。 薄いと、ラミネートしたときに、フィルムが逆方向に反る力に負けてしまいます。

・プリンタと、詰め替えインク空カートリッジ
 
 うちのは、IP8600 という機種。
 漫画を印刷する際は、モノクロ印刷が多いため、多数あるインクの中で使用するインクはごく一部。ブラック、ライトシアン、ライトマゼンタあたり。消費するインクだけ補充するので、インク代は思うよりかは掛からないかも。コストダウンのため、詰め替えは必須です。
 プリンタは、ヘッドがユーザーの手で交換・洗浄可能で、目詰まり等のトラブルに強いキヤノンが良いかも。
 エプソンは、全体的に目詰まりしやすい、詰め替えインクでさらに目詰まり率上昇、カートリッジが詰め替えしづらい構造、ヘッドが交換できないなどで、ハードな使い方をするには不向き。

 空カートリッジは、全色分と、予備にいくつか用意。IP8600を例にとると、色によっては2,3冊分の印刷でインク切れになるので、印刷しているうちに、並列で詰め替え作業も行えるように。

・ラミネータ
  
 表紙に表面処理を施すために使用。
 一番薄めのフィルムを貼れればよいので、低価格ので十分でしょう。

・裁断機

 ラミネートされた表紙のフィルムの端を切ったり、本文紙を半分に切ったり、ホットメルトシートを切ったりと、相当に便利というか、ないと厳しそうです。

・製本機と、ホットメルトシート

 製本機と大層な名前がついているけれど、別に全自動で全てやってくれるわけではなくて、要は、本の背の部分に熱を加えて、背にあらかじめ張られている固形糊を溶解し、糊付けするための機械。
 ホットメルトシートは、シート状の固形糊で、熱を加えると溶解し、冷えると固形に戻る糊。熱を加えなおすと、再び溶解して、貼り間違えをした際の微調整が行えるというのが、最大の特徴。

・その他

 紙を固定するためのクリップと、丸め癖をつけるための輪ゴム、作業手袋など。


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表紙の製作

 
 表紙をまず印刷。
 ラミネータにより表面処理する際は、2枚一組となるので、2枚単位で用意します。

 



2枚を背中合わせにして、ラミネートフィルムにはさんで、目立つ埃など入っていないかチェック。

 



ラミネート。

 



端の余計な部分を切り落とします。

 




 4辺を切り落とすと、反れた状態の表紙2枚が出来上がるので、あらかじめ綴じる際の折り癖をつけた後、ゴムで止めるなどして、内側に癖をつけます。相当に強めに丸めておき、なおかつ2日以上おいておきます。
 相当に丸めておかないと、数日後には逆反りに戻ってしまっています。

 

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本文の製作


 次は本文を印刷。



 半分に切ってA5サイズに。
 本の厚みを考慮して、余分に数ミリ切っておくと、化粧裁ちの必要もなくなります。



ページをそろえて、本文をまとめます。
 断機を使えば、きっちり揃います。

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表紙と本文の接合



 本のまとめ作業。
 ホットメルトシートを適度な幅に切って、表紙の裏に仮貼りして、本文とクリップで仮留めします。

 



 製本機にかけます。
 前述の通り、ホットメルトシートは熱を加えると再び溶解するので、納得のいく形になるまで何度も熱を加え、形を整えます。
 けれど、やりすぎると、たわみが発生してしまうので、ある程度のところで妥協。

 



 完成。
 背の部分は、ホットメルトが固形化して強度が増してますし、粘着力も抜群で、粘着面積も必要最小限かつ、結構丈夫な様です。

 

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